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測定原理

インクレメンタル測定方式  
インクレメンタル測定方式では、規則的な格子構造からなる目盛を使用します。位置情報は、どこかにある原点から個々のインクレメンタル量(測定ピッチ数)をカウントする事によって得られます。位置を確かめる為には絶対的な基準が必要となるので、スケールまたはスケールスチールは、原点を付けた補助トラックを備えています。原点によって確立されたスケール表面のアブソリュート位置は、正確に測定ピッチ1つ分の間隔で刻まれています。従って、絶対的な基準を確立する時、または最後に選択された基準点を見つけ出す時は、原点を走査しなければなりません。

場合によっては、長い測定範囲にわたって、マシン移動が必要になるケースもあり得ます。このような“リファレンスラン”を単純化し、スピードアップを図る為に、多くのエンコーダは絶対番地化原点を付けています。
すなわち、数学アルゴリズムに従って個々に間隔を空けた多重原点の事です。
後続電子部は、連続する2つの原点――わずか数ミリメートルの距離(表を参照)――を通過した後、絶対的な基準を見つけ出します。

絶対番地化原点を付けたエンコーダは、型式名の後に識別文字“C”を附けています。(例えばLS486C)

絶対番地化原点を使用すると、絶対的な基準は、2原点間の信号周期の数をカウントした上で、次式を使って算出されます。

P1 = (abs B-sgn B-1) × N/2 + (sgn B-sgn D) × abs Mrp/2

ここで、

B = 2 × Mrr − N

及び

P1 = 通過した最初の原点の位置(信号周期の数で表記;下表参照)

N = 2つの固定原点の間の公称インクレメンタル量

abs  = アブソリュート値

sgn  = サイン関数(=“+1”または“-1”) 

Mrr  = 通過した原点の間の信号周期数

D = 移動の方向(+1または-1)右への移動(正しく取付けられた時)が+1に等しい

 
  信号周期 信号周期までの標準間隔N 最大移動距離
LF 4μm 5,000 20o
LS 20μm 1,000 20o
LB 40μm 2,000 80o

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日本海計測特機株式会社

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