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原点

周期的な目盛トラックを1本1本光電走査することは、結果的にインクレメンタル測定、すなわち計数測定につながります。位置の特定には絶対的な基準が必要ですから、スケール表面には、インクレメンタルトラックの他に、1個または複数個の原点を付けた別のトラックが1本設けてあります。原点も同じく光電走査されます。原点によって決められたスケールの絶対的な参照位置は、厳密に測定ピッチ1つ分に同期するよう配置されています。
従って、絶対的な基準を作る為には、必ず原点を通過しなければなりません。場合によっては、360°近くまで回転する事が要求される事もあります。この原点通過プロセスを容易にする為、ハイデンハイン高精度ロータリエンコーダRON、RODシリーズは、絶対番地化原点を付けています。このようなエンコーダでは、インクレメンタルトラックと並んで、一定の異なった間隔で原点を付けられた、原点トラックがあります。ですから、絶対番地化原点付きエンコーダの場合は、隣接する2つの原点を通過しただけで、直ぐに絶対位置が使えるようになります。

絶対番地化原点を持つエンコーダは、その形式名の後の文字”C”で識別する事ができます。

絶対番地化原点における絶対的な基準の求め方
絶対的な基準を求める為には、連続する2つの原点の間のインクレメンタル量をカウントします。固定原点(常に同じ間隔を保つ原点)の標準間隔、高精度ロータリエンコーダの回転方向及び全目盛線本数に応じて、通過した最初の原点の位置は次の通り算出されます。

α1 = (abs A−sgn A−1)×0.5 +(sgn A−sgn D)× abs Mrr/2

A = ( 2×abs Mrr−1)÷GP

α1 = 最初に通過した原点のゼロ位置に対する絶対角度位置(度)

abs = アブソリュート量

sgn = サイン関数(正負記号 = +1または−1)

Mrr = 通過した原点の間の測定値(度)

I = 2つの固定原点の間の標準間隔(表参照)

GP = 目盛ピッチ(360°/目盛線本数)

D =回転方向(+1または−1)右回転(エンコーダのシャフトに向かって見て)の場合“+1”

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