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ベアリング内臓の高精度ロータリエンコーダ

軸受けを内蔵しない高精度ロータリエンコーダ

軸受けを内臓しない高精度ロータリエンコーダでは、システム精度に加えて、走査ヘッドの取付け及び調整が測定精度にかなり影響します。特に重要な意味を持つのは、駆動シャフトの取付け偏心度と回転真円度です。

軸受けを内臓しない高精度ロータリエンコーダ(ERA、ERM、ERO)の精度を評価する為には、主要な誤差の各々を個別に考慮しなければなりません。

1.目盛の方向誤差
ERA180、ERM、ERO:目盛の方向誤差の平均値を基準とする極値は、技術仕様の中に型式ごとに目盛精度として記載してあります。目盛精度及び1信号周期の間の位置誤差は、システム精度を構成します。

ERA700、ERA800シリーズ:方向誤差の極値は、以下のものに左右されます。
・ 目盛精度
・ 取付け中のスケールテープの膨張度
・ スケ−ルテープ接合部の誤差
(ERA780/880の場合のみ)

ハイデンハインの特殊目盛製造プロセスとスケールテープ接合部の精密仕上げにより、目盛の方向誤差は3〜5角度秒に減じられます(精密な取付けが前提です)。

ERA781C、ERA881C、ERA882C:
これらのセグメントモデルでは、スケールテープ支持面の呼び径が正確に保たれない時、付加的な角誤差刄モが生じます。

刄モ=(1−D”/D)・α・3600

刄モ =セグメント誤差(角度秒)

α =セグメント角(度)

D=スケールテープキャリヤ仮の径

D”=スケールテープキャリヤ実際径

この誤差は、スケールテープキャリヤ実際径にとって有効な360°当りライン本数を制御装置に入力することができれば、無くす事ができ、下記の関係が生じます。

Z”=Z・D”/D

Z=360°当り仮のライン本数

Z”=360°当り実際ライン本数

個々のセグメントモデルにおいて実際に横断した角度は、コンパレータ型エンコーダ、例えば、ベアリング内臓の高精度ロータリエンコーダを使って測定してください。

2.目盛ディスクの軸受けに対する偏心誤差
目盛ディスク/ボスアセンブリ(ERO)、目盛ドラム(ERA180)またはスケールテープ(ERA 78×C、ERA 88×C)の取付けの際、目盛が軸受けに対して完全には心出し出来ない事を考慮して下さい。ボスまたはドラムの心出しカラーを使って、心出しする場合は、ハイデンハインの保証する心出しカラーに対する目盛の偏心度が1μm以内であることを考慮して下さい。この精度表示については、組込型高精度ロータリエンコーダの場合、ハブシャフトとマスターシャフトの間の直径誤差をゼロとみなす事ができます。心出しカラーを軸受けに対して心出しすると、最悪の場合、両方の偏心ベクトルが加算されてしまうことがあります。

偏心度と平均目盛直径Dと測定誤差刄モの間に以下の関係が成り立ちます。

刄モ=±412・e/D

刄モ=測定誤差(秒)

e=ベアリングに対するラジアル格子目盛の偏心度(μm)

D=目盛ディスク(ERO)または目盛ドラム(ERA180、ERM)または、スケールテープ直径(ERA78×、ERA88×)の平均直径(mm)

M = 目盛中心

φ=真の角度 

φ”=走査された角度

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日本海計測特機株式会社

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