生物顕微鏡
生物顕微鏡
実体顕微鏡
広いズーム比と高い開口数(NA)による立体的なイメージングを実現
日々のルーチン使用に適したスタンダードモデルから高度な蛍光イメージング機能を備えたハイエンドモデルまでラインナップ
正立顕微鏡
人間工学に基づいた設計による高い操作性と高演色LED光源による正確な色再現性を実現
多種多様なニーズや観察対象、観察方法にてお客様をサポート
倒立顕微鏡
細胞分析等の研究分野において、圧倒的なイメージング技術による蛍光観察や明視野観察が可能
超解像顕微鏡
標本深部への三次元ライブ観察を実現
生細胞への光毒性を抑えたスピーディーな画像取得が可能
レーザー走査型顕微鏡
高感度、高速なライブセルイメージングやミリオーダーでの深部組織イメージングが可能
細胞生物学、脳神経科学、がん研究、幹細胞研究など広い分野で活躍
マクロ蛍光顕微鏡
低倍率での蛍光観察が可能
小動物の胎児などの大きさから、線虫、メダカやゼブラフィッシュの胚など数ミリ以下の試料まで、幅広い範囲に対応
生物顕微鏡用カメラ 画像解析ソフトウェア
高解像、高フレームレートのカメラによる質の高い画像をお客様にご提供
専用ソフトウェアでは
マルチカラー画像やタイムラプス画像といった多次元画像の取得
取得画像の幾何計測、細胞密度測定、輝度解析などの画像の計測や解析
シェーディング修正、画像張り合わせなどの画像処理
お客様の用途に合わせたウィンドウのカスタマイズ、レポート作成など
魅力的な機能も充実しており、高いサポート性能を実現
リアルタイム貼り合わせ
専用ソフトウェアとオプション機能を組み合わせると、手動XYステージを動かすだけで貼り合わせ画 像をリアルタイムに合成可能
セルカウント・粒子解析
閾値を設定して、画像内の粒子の個数、面積の合計、面積比などを算出
オプション追加で、個々の粒子に対しての詳細な解析(面積、輝度、重心位置等)が可能
TruAI –ディープラーニング
AIを用いた次世代の画像解析機能
画像データを学習させ、画像解析の精度向上・効率化を実現
←TruAIを用いたアプリケーション例
非染色画像での核の検出
核染色の手間の削減、励起光を使用しないので光毒性低減などの利点がある
左:蛍光画像
右:TruAIで明視野画像から検出した核(ピンク)
生物顕微鏡各種観察方法のご紹介
顕微鏡の観察方法は観察する対象、条件、研究の目的などによって様々です。
顕微鏡の性能を最大限に発揮するには標本に適した観察方法の選定が必要となります。
明視野観察
最も一般的な観察方法
標本を透過または反射した光を観察する
観察例:染色標本の観察
暗視野観察
標本に斜めから光を当て、散乱した光を観察する
対物レンズに光が入らないので、視野が暗くなる
観察例:バクテリアなど無染色標本の観察
位相差観察
回折光の光路差を利用して、透明な標本にコントラストをつけて観察する
生きた標本の観察に適している
像の境界には「ハロー」と呼ばれる縁取りができる
観察例:無色透明の標本の観察、生細胞の観察
微分干渉観察
標本の勾配を利用して色や明暗のコントラストをつけて観察する
標本が立体的に見える
位相差観察と同じく生きた標本を観察が可能だが、より厚い標本に適している
観察例: 無色透明の標本の観察、生細胞の観察
偏光観察
複屈折性のある部分を明暗や色のコントラストをつけて観察する
観察例:岩石や鉱物の結晶の観察
蛍光観察
特定の波長の光を当て、標本自ら発する蛍光を利用して観察する
観察例:蛍光色素で染色・標識した細胞や組織の観察、 自家蛍光による標本の観察
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