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製品・事例紹介

マイクロエミッション|液体試料を現場で元素分析

マイクロエミッション理念

エミッションとは、光・熱・気体・音などの放出、放射、排出を意味しています。
創業のきっかけとなった液体電極プラズマは、小さくとも強力に発光します。
小さいながらも大きく輝き続けることを目指し、2006年8月に設立。
地球環境問題(環境汚染対策、省エネルギー、温暖化防止など)や最先端の研究成果をいち早く取り入れるなどの活動指針を掲げ、社会貢献しています。

液体電極プラズマとは

アルゴンガス不要のプラスマ発光分光分析法です。
アルゴンは空気中の微量元素の1種で、このアルゴンを用いた誘導結合プラズマを光源とする発光分析法がICP発光分光分析法(ICP-AES)です。
この40年あまり、ICP-AESは溶液の元素分析には欠かせない分析法となっていますが、希少なアルゴンを使い続けるため、ランニングコストが大きな負担となります。
しかし液体電極プラズマ(特許)による発光分光分析はアルゴンガスを使わずに、Pt電極と100V~240Vの電源があれば溶液の元素分析が可能になりました。

液体電極プラズマの発光原理

容器の中心が0.1~0.2mmの絞られた様な形の中に溶液を入れ、高電圧をかけます。
電圧をかけることで容器の中心部に電界集中が発生し、溶液の温度が急上昇し、沸騰します。
沸騰で発生した泡の中に放電し(プラズマ発生)、中心部では約7,000℃まで達します。
金属は高温になると金属固有の光を発します(炎色反応)。

プラズマ発光分光分析

上記で起こした発光の波長から元素を特定します。
発光の強さから濃度も測定可能です。

※検出限界は元素によって異なりますので、ご注意ください。

製品紹介

現在、株式会社マイクロエミッションでは以下の2種類の商品を販売しています。
アルゴンガスなどの消耗品ガス配管・排気ダクト・専用電源等もすべて不要で、サイズや重量などもコンパクトで軽いため、設置場所にも困りません。

言葉よりも実際に観たい方へ

現場分析のお勧め用途

【製造業様向け】
工場の製造過程で出る廃液の分析を専門の分析機関などに依頼すると返答を待たなければいけません。
そこでマイクロエミッション製の元素分析器は真価を発揮します。
サンプリング直後に現場での分析もできるため、トラブルの早期発見に役立ちます。
濃縮・精錬・補給・分離などのタイミングにも、多品種少量生産の製品入れ替え時など、ご使用になりたいタイミングで即時分析ができます。

【研究者様向け】
移籍や人事異動先に分析装置がなかった場合やフィールドワークの持ち込みにも向いているため、研究室内でも屋外での活動が主な研究者様でもご使用頂けます。

マイクロエミッション|関連資料

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