製品・事例紹介

持続可能な未来のため|低GWP冷媒温湿度サイクル試験器

恒温槽 新冷媒

地球温暖化により、世界各地で気候変動や異常気象が発生しており、世界各国が温暖化対策を本格的に進めつつあります。地球温暖化の最大の原因はCO2で75%を占めております。冷蔵、冷凍庫などで使用されている冷媒には、CO2と比べて極めて地球環境に悪い物質を使用している場合があります。冷媒などに使用されている温室効果ガスの問題を取り上げる際に「地球温暖化係数(GWP)」という言葉が出てきます。

地球温暖化係数(GWP)とは?

地球温暖化係数(GWP)はガスの温室効果能力を数値化したものです。対象のガスがCO2と比較して何倍の温室効果があるのかを表します。Global Warming Potentialの頭文字を取ってGWPと表記されます。GWPを使用して温室効果の指標となるCO2換算排出量を以下の計算より求めることができます。

【CO2換算排出量】=(統計データによる活動量)×(公表されている排出係数)×GWP

温湿度サイクル試験機に使用される冷媒の現状

従来温度サイクル試験機は冷媒「R-404A」を使用しており、GWPは3920(CO2の3920倍地球を温暖化させる)です。また超低温(-40℃より低い温度)環境を作る場合には冷媒「R-23(GWP14800)」が主流で使用されています。

代替フロン 温暖化

2025年までにGWP値1500以下の冷媒に切り替えていく必要があり、冷媒メーカーは高環境負荷冷媒の生産を減らしています。

温湿度サイクル試験機のメンテナンスリスク

今後従来の冷媒R-404Aは生産量・消費量の削減により徐々に品薄となり、中長期的には価格高騰や入手困難によるメンテナンスリスクが指摘されています。規制が先行している欧米では、需要に供給が追い付かない状態になり、3~8倍に価格が高騰しており、調達が難しくなりつつあります。環境試験器はとても長い期間に渡りご使用頂く装置です。5年後、10年後のお客様のメンテナンスリスクの低減のためにも、低GWP冷媒採用製品への更新をお勧めいたします。

キガリ改正

低GWP冷媒R-448Aを使用した温度サイクル試験機

フロン排出抑制法のGWP目標値を下回る新冷媒R-448A(GWP1378)を採用した温湿度サイクル試験機をETAC社が国内メーカー初で発売を開始しました。

新冷媒 温湿度試験機

標準温(湿)度範囲:-40(-70)℃〜+100℃/(20%RH〜98%RH)
内容量:270L,465L,800L
【主な特徴】
・DCインバーターロータリー冷凍機を標準搭載
 冷凍機温度を常時モニターし、無駄のない回転数制御を実現
 旧機種と比較し消費電力が最大で32%OFF
・スマートコントロールユニットによりWebブラウザで簡単快適な操作と
 試験状況のビジュアル化が実現
・消費水量が少ない
 補給なしで温度85℃/湿度85%・1000時間以上の連続運転が可能
 タンク給水時水蒸気回収システム、サブタンクのUV照射殺菌ランプを標準装備

低GWP冷媒温湿度サイクル試験器のご相談、お見積依頼は下記よりお問い合わせください。

関連記事

測定機器 試験機に関するご相談

お電話でのお問い合わせ(平日9:00〜17:30)
新潟支店 電話のアイコン 025-260-3111