製造業の生産現場では排水処理が必須になります。生産に使用した排水をそのまま河川などに放流することは法律違反になります。ここ記事では排水処理の基本を学び、排水処理コストを削減する方法を株式会社ネクストリー様ご協力の元、執筆させていただきます。
なぜ排水処理をしなければならないか
環境汚染を防ぐため
排水中にはフッ素や鉛などの有害物質、チッ素やリン等環境汚染の原因となる物質が含まれていることがあります。これらの対象物質を水質汚濁防止法にある一般排水基準に則り、目標値以下まで低減しなければなりません。この目標値は放流先や自治体によって基準値が異なり緩和したり厳しくなることがあります。
基本的な処理方法は物理・化学処理になり下記のようなフローで行います。
排水処理装置は大きく2種類に分かれます。
それぞれにメリット・デメリットがありますが、簡潔にいうと
バッチ式…設置スペースが限られる。廃水量が少ない。廃水濃度にムラがある等の何かしらの制約を受ける場合に用いられます。
連続式…バッチ式では対応できない程排水量が多いとき
の現場で用いられることが多いです。
凝集剤を利用した廃水処理行程の見直し提案
ネクストリーが取り扱っている粉末一剤型凝集剤を使用することで処理完了までの行程が大幅に短縮させることが可能になります。(図参照)
粉末一剤型凝集剤「アクアネイチャー」とは?
そもそも凝集剤とは?
コロイド粒子を凝集させる為に加える物質です。凝集剤を使用して水の中の汚れ(小さな浮遊物)をまとめて大きくさせて不純物を除去しやすくさせるために使う薬剤です。ネクストリーで取り扱っているアクアネイチャーは安全に作業ができ、劇物にも該当しない環境に優しい粉末薬品です。
この凝集剤を導入いただけるニーズとしては
・現在使用している薬剤のコストが高価である
・劇物の管理・使用に不安がある
・コストがかかる全量産廃をやめたい
等こうしたお困りごとを解決に導くことができる可能性があります。
実際のアクアネイチャーを使用した凝縮処理の動画をご覧ください。
アクアネイチャーだけではなく、ネクストリーは凝集剤のメーカーとして
・30種類以上の凝集剤をラインナップとして揃え様々な現場の排水に対応できる
・現場に合わせたオーダーメイド凝集剤を製作することができる
・ゼロからの排水処理装置の設計、処理方法や使用薬剤に合わせて一貫した提案が可能
3つの強みを活かしてベストフローの設計と一貫したサービスの提供をご提案します。
導入事例も多数ありますので、ご興味ある方は是非、弊社迄お問い合わせ下さい。
導入事例 | 排水処理ならネクストリー|塗装ブース浄化・廃塗料処理・凝集剤の販売 (nextry.jp)
アクアネイチャープラス | 株式会社ネクストリー (nextry.jp)
ネクストリー製品の詳細については下記よりお問い合わせ下さい。