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騒音ばく露計NB-14|労働安全衛生における騒音作業環境測定に対応

騒音障害防止のためのガイドライン改訂

労働者の騒音障害を防止することを目的とした「騒音障害防止のためのガイドライン」(厚生労働省策定)が2023年4月20日に改定されました。

ガイドライン改訂のポイント

  1. 騒音障害防止対策の管理者の選任を追加
    ・対策を推進するための管理者を選任するようガイドラインに記載
  2. 新しい測定方法(個人ばく露測定と推計)の追加
  3. 聴覚保護具の選定基準の明示
    ・JIS T 8161-1に基づき測定された遮音値を目安に選定するよう記載
    ・日本産業衛生学会の許容基準も作業時間の管理として追記された
  4. 騒音健康診断の検査項目の見直し
    ・定期健康診断における4,000 Hzの聴力検査の音圧を変更(40 dB→25 dBおよび30 dB)
    ・雇入れ時および定期健康診断の二次検査における聴力検査に6,000 Hzの検査を追加

騒音ばく露計|NB-14

「個人騒音ばく露測定」に規定する精度を満たす騒音ばく露計

個人ばく露測定を行うためには、等価騒音レベルを測定できる必要があり、JIS C1509-1 またはIEC 61252 に規定する精度を満たす騒音ばく露計を使用する必要があります。NB-14は「個人騒音ばく露測定」に規定する精度を満たす騒音ばく露計です。

NB-14の適合規格

  • IEC 61252 : 2017
  • JIS C 1509-1: 2017 クラス 2
  • IEC 61672-1: 2013 class 2
  • VCCIクラスB

個人騒音ばく露測定とは?

人々が日常生活や仕事中にどれだけの騒音に晒されているかを定量的に把握するための手法です。このために使用される主な測定器は、騒音ばく露計または音響計測器です。これらは一定の間隔で騒音レベルを自動的に記録します。

騒音ばく露計の取付位置

・マイクロホン部分を測定対象者の頭部、首または肩の近くに装着すること(ガイドラインより)
・頭部や胸部によって装着が遮られないよう、騒音源に近い側(利き手)に着用させることが望ましい
※ヒアリングゾーン外に着用した場合、ばく露リスクを過小評価する可能性があります。

ヒアリングゾーン例

ヘルメット
胸部

NB-14による騒音ばく露測定の流れ

  1. 騒音ばく露計のマイクロホンを音響校正器に挿入し音響校正を行う
  2. 肩・ヘルメット・胸部のヒアリングゾーンに着用
  3. 個人騒音ばく露の測定を行う
  4. 再度音響校正を行う
  5. 騒音ばく露データ管理ソフトウェア「AS-05 Viewer」に測定データを取り込む
  6. 厚生労働省のガイドラインに則った騒音個人ばく露測定結果報告書を作成

NB-14製品特徴

・簡単操作
 START/STOPキーを長押しして測定を開始/終了


・ワニクリップでがっちりとホールドし、作業中でも外れにくい
・測定が終わるまで操作不要
・騒音ばく露量が光の色でわかる

NB-14用騒音ばく露データ管理ソフトウェア AS-05 Viewer

騒音ばく露データ管理ソフトウェアAS-05 Viewerは、騒音ばく露計NB-14によって測定されたデータをPC上に取り込み、測定データの閲覧やレポート出力を行うことができます。
※リオンホームページから無償でダウンロード可能です。

AS-05 Viewerの主な機能

  • 測定器管理・設定
  • NB-14データ取り込み
  • 測定データ閲覧(CSV形式で出力可能)
  • 測定結果報告書作成(Excel形式で出力可能)

NB-14用測定結果表示モバイルアプリ(Android)

現場で簡易的に測定結果を確認できるモバイルアプリも使用し、下記データを確認頂けます。
・NB-14が測定するリアルタイムの騒音のレベル
・本体に保存されたデータ

NB-14とスマートフォンをケーブル接続することでアプリを使用できます。アプリはGoogle Playストアにて入手できます。

関連資料

騒音ばく露計NB-14カタログ

騒音ばく露計NB-14に関するご相談、お見積依頼は下記より問い合わせください。

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