補助金申請時および採択後の課題
補助金の申請を考えられている方の多くは下記のような補助金申請時・採択後のお悩みがあり、
申請をためらうなどがあるかもしれません。
・電子申請システムの登録方法が分かりにくい
・補助金申請は必要書類が多く複雑で用意する資料が難しい
・採択される事業計画書を作成の仕方が難しい・作成時間が非常に掛かる
・手続きも複雑でいつ設備導入をしていいのか分かりづらい
・どの様な書類を取得・保管していいのか分かりづらい
・手続き不備で補助金が取り消しになるかもしれない
上記の課題について弊社が提案するサービス
・電子申請システムの登録方法などを解説
・お客様の状況に合わせて、必要書類や加点書類をお知らせ
・お客様へのヒアリング等をもとに事業計画書を仮作成
・建物の建設開始時期や設備の発注・導入時期について細かくお知らせ
・採択後の手続きで取得・保管して頂く経理書類について適切なタイミングでお知らせ
・採択後に補助金が取り消されてしまうリスクを防ぐために様々な支援を提供
他社との違いは補助金申請に関するノウハウが有る、公的な認定支援機関を受けた会社を
ご紹介するため、採択の可能性が高いだけでなく採択後の手続きも円滑に進めることで
お客様をフォローいたします。
補助金の種類(代表例)
いくつかの補助金の種類を簡単にご紹介いたします。
※なお、以下の情報は2024年5月時点での情報を記載させていただいております。
最新の補助金情報については弊社までお問い合わせいただければ幸いです。
A.事業再構築補助金
事業再構築補助金は、新規事業を行うことで新分野展開や業態転換、事業・業種転換などの思い切った事業再構築を実現する中小企業等を支援する補助金です。
対象となるポイントとしては、
1:単価50万円以上の設備投資を行う個人事業主または中小・中堅企業。
2:新規事業に取り組むことで事業再構築を実現する。
以上が注視されるポイントになります。※規模や申請枠に応じてですが、最大で5億円の補助金が
割り当てられます。
2024年度の事業再構築補助金では下記のような申請枠が設定されております。
事業内容に合わせた申請枠を選択頂く必要があります。
成長分野進出類型:成長分野への進出、縮小市場からの転換等を図る事業者に対して最大1億円 が支給される申請枠。大規模賃上げを実施する場合は補助上限・補助率が引き上げられる。
コロナ回復加速化枠:新型コロナウイルスや物価高騰等の影響により依然として業況が厳しい事業者を優先的に支援する申請枠であるため、補助率が優遇されている。
サプライチェーン強靭化枠:サプライチェーン強靱化枠では申請する事業再構築の類型ごとに
海外製造等又は地域不可欠性の要件を満たす必要があるが、高い補助上限額が設定されている。
※省力化(オーダーメイド)枠の活用事例
ものづくり補助金のグローバル枠:海外市場へ展開するための設備・システム投資等を行う事業者に
対して、補助金の上限額が引き上げられます。
B.省力化投資補助金事業
中小企業省力化投資補助事業では、カタログに登録されたIoT、ロボット等の汎用製品を導入する企業に対して支給される補助金です。
個人事業主または中小・中堅企業に対して、規模や申請枠に応じて設備費用に一定の補助率を乗じた
金額が下の表の様に給付されます。
※省力化投資補助事業の補助金では、事前に工業会が機器カテゴリの登録を行う必要があり、
機器メーカーは登録されたカテゴリに合わせて自社製品の登録手続きを工業会経由で行う必要があります。
また、省力化投資補助事業の補助金の申請は、事前に登録が行われた販売代理店または機器メーカーと中小事業者が協力して行っていく必要がございますので、ご注意ください。
弊社が提案するサービスでは、省力化投資補助事業に対してもサポートがございます。
お客様へのヒアリング内容をもとにした事業計画書の作成や認定支援機関確認書等の
発行をいたします。またご希望のお客様には採択後の交付申請と実績報告に対する支援も致します。
C.大規模成長投資補助金
大規模な(10億円以上)設備投資や工場・物流拠点の新設を通じて省力化や持続的な賃上げを目指す
個人事業主または中小・中堅企業を支援する制度です。
個人事業主または中小・中堅企業に対して、規模や申請枠に応じて建物費・設備費等に一定の補助率を乗じた金額が給付されます。
大規模成長投資補助金におけるポイントは下記の通りです。
・常勤従業員数が2,000人以下の企業が対象となり、資本金の大小による制限はありません。
・5億円以上の投資を行う事業者を含む場合は複数企業で共同申請を行う事ができ、
大企業の参加も可能です。(申請された大企業の投資金額は補助対象外となります)
・書類審査を通過した事業者には、2次審査として外部有識者に対するプレゼン審査が実施されるため、申請事業者への丁寧なフォローが重要となります。
・2次公募の実施は未定であり、予算の配分・執行状況に応じて決定されるため、可能な限り早期申請が求められる。
・本補助金の交付を受けた場合、事業完了から3年間にわたって、補助対象の事業に関わる従業員に
対して賃上げを実施頂く必要があります。
大規模成長投資補助金における補助対象については下の図をご参照ください。
※どの補助金にも申請期間がございます。
気になった補助金がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
申請期間、申請内容などのご相談、どの補助金制度の条件に当てはまるか、都道府県独自の補助金制度を利用したいなどのご相談も受け付けております。
採択事例
過去に補助金が交付された実例についてご紹介いたします。
・ものづくり補助金の通常類型
プラスチック製品の生産を行っている事業者様が新たに㈱ミツトヨ製CNC三次元測定機MiSTER555を
導入するという事業内容。
MiSTER555には耐環境型アブソリュートスケール(絶対値を持つタイプのリニアスケール)を持つ測定機であり、長さ測定誤差Eo.MPE=(2.2+3L/1000)μmを実現できる精密な測定機です。
また、MiSTER555にはパートプログラム(数値制御工作機械で、所定の部品の加工を行うプログラム)の
実行を簡単にできるQuick Launcherを標準搭載している為、誰でもパートプログラムが実行できます。
※タッチパネルモニタを使用することで操作性も向上。
オプションのクランピングツールと位置決め機構の付いたパレットレシーバを使用すると置くだけで
測定を開始することができ、時間短縮につながり、生産性にも貢献いたします。
製品の概要については下記リンクの製品紹介動画にてご参照ください。
MiSTAR 555 MiSTAR 555 | 商品 | ミツトヨ (mitutoyo.co.jp)
・事業再構築補助金
精密板金事業者が風力発電用蓄電池の筐体製造へ新分野展開のために自動金型交換装置付きベンダーとタッピングマシンへの導入するという内容。
補助金に関するご相談・測定機選定・お見積りは下記よりお問い合わせください。