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製品・事例紹介

工具摩耗を見える化『HORUS』&エンドミル形状を見える化『Athena』の紹介

切削工具の摩耗・消耗具合を手軽に見たい、摩耗量をデータ化していき会社としての知見を深めていきたい。そんな方にピッタリな2つの製品をご紹介させていただきます。

工具観察台 『HORUS』

HORUSの最大の特徴は「回転×旋回」

HORUSの最大の特徴は、工具を回転させながら全方向から観察できること。視点を変えることで「どこが摩耗しているのか」が一目瞭然です。

よくこんな場面ないですか?

HORUSを使用することで摩耗具合の手軽に見える化ができて、先ほどの会話もより理解が進み見て視覚的に覚える事前学習が実施できることで身体で覚えいただけよりもより早く理解が進むこと間違いなしです。

共有した画像を用いることで確実に伝達ができる&状態を正確に把握でき、熟練工の経験(カン・コツ)に依存することなく、適切な交換時期を把握できる。そうしたことで品質の担保+無駄な工具費の削減へとつなげることができ、誰が観ても同じ判断ができるようになります。

社内規格の統一化を図ることが可能になります。

こういった要望は今までの生産現場でもありましたが、以下の課題がありました。

  • ルーペや目視…製品は安価だが、個人の判断に依存する部分が大きく、データの共有化できない。
  • マイクロスコープ…ピントが合えば状態を把握できるが、高価・治具の用意・置き場所等様々な問題も発生する。

その点、HORUSは

  • 治具及び機構を最初から付属している
  • 画像の共有、保存が可能。摩耗具合をデータ化できる
  • 細部の観察もできる、持ち運びもできる

従来の機器よりも観やすさが容易になっています。

工具測定装置『Athena』

Athenaの最大の特徴は「速さ」

HORUSは『回転*旋回』が特徴だったのに対して、Athenaは『速さ』が特徴です。

他社製も含めた特長について以下の比較表ご覧ください」。

ここからはAthenaの特徴についてお話しさせていただきます。

①仕組み(速さ、やり方、結果)

工具の輪郭形状を撮像し、回転させながら360°の全周データを取得する工具測定装置です。測定結果はCADのような視認性で表示され、合否判定も一目で分かるため、非熟練者でも容易に扱えます。

従来機が1本あたり60~180秒を要していたのに対し、Athenaでは「10秒以内」で測定が完了。速さが最大の特徴です。検査のボトルネックを解消し、作業効率を飛躍的に向上させます。

②測定対象工具

オプションとして、

  • ドリル
  • 段付きドリル
  • Tスロットカッター
  • アンギラ・ダブルアンギラカッター
  • 面取り工具、球面ボール など

φ0.2mm〜φ20mmの工具に対応し、V受け構造で安定した測定が可能です。

③設置環境

品質保証室や恒温室などを必要とせず、一般的な工場や作業現場にそのまま設置可能です。極端な温度や湿度でなければ問題なく稼働できるので、わざわざ離れた場所にある測定室(品質保証室)に移動することなく作業場での計測をすることが可能になります。また、可搬性にも優れており、必要に応じて他ラインへの移動も対応することができます。

④導入事例 ※測定機の渋滞を解消できます

ボトルネックの解消

工具製造・再研磨企業(会社規模:200名)

CNC工具測定機を複数台所有しているが、
測定機渋滞が常態化 していた。
当該企業ではCNC工具測定機での測定値が絶対的な基準に
なっていたが、所定の検査表が不要な場合や工程内検査では
何か他の手段でも良いのではないか、
という意見が現場からあがっていた。
補助金とタイミングが合致し、導入に至った。

いかがでしょうか?切削工具の摩耗・消耗具合の把握についてお悩みの方は是非当社までご連絡いただけますと幸いです。

関連資料

工具観察台 『HORUS』、工具測定装置『Athena』に関してお気軽にお問い合わせください。

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