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製品・事例紹介

VAISALAインライン屈折計 Polaris PR53シリーズ| ものづくりの限界すら突破できる液体濃度計測の新常識 

なぜ今、「インライン屈折計」なのか?

製造現場では 「サンプリングの手間」「連続計測のばらつき」「人手不足」「カーボンニュートラル対応」など複数の課題が同時に発生しています。 
ヴァイサラの屈折計は配管・タンク内の液体濃度を 1 秒間隔で連続測定し、品質向上・歩留まり改善・コスト削減を同時に実現します。 

インライン屈折計 Polaris PR53シリーズ の3大特長

特長1:泡・微粒子の影響を受けない計測

屈折計の基本構造

溶液内の気泡や微粒子などにより、乱反射が生じても、境界線のみを計測します。

デジタルイメージ方式採用

CCDセンサで境界線(臨界角)位置をデジタルイメージに変換。乱反射のノイズをキャンセルします。

特長2:定期的メンテナンスフリー

屈折計センサー構造

  • 部品交換はLEDと乾燥剤のみ(10~20年で交換)
  • 振動に強い独立免震構造
  • 的確な温度補正による高速応答性

特長3:多様な接続規格・接液部

接続規格

  • IDF/ISOヘルール
  • JIS/ANSI/DINフランジ
  • VARIVENT®ヘルール
  • NPT/Gメネジ
  • ピラー/フレアフィッティング
  • ユニオンナットオプション

接液部材質

  • AISI316L(SUS316L相当)
  • AISI304(SUS304相当)
  • PTFE/PFA
  • ハステロイC/Alloy
  • チタン
  • 二層ステンレス(SAF2205)

接液部プローブ挿入長

14mm,130mm,170mm他、様々なラインアップあり

製品仕様&ラインアップ

製品仕様

1. センサ単体で計測可能(変換器不要)
2. 計測レンジ 0~100重量%(1.3200~1.5300nD
3. 精度 ±0.07重量%(±0.00014nD)
繰り返し性 ± 0.01重量%(±0.00002nD)
4. アナログ4-20mA 1出力
デジタル出力(RS485)Modbus RTU通信対応
5. ヘルール、フランジ接続対応
6. 24VDC電源供給

製品ラインアップ

型番用途接続主な接液材質
PR53AC食品・製薬ヘルールSUS316L他
PR53AP食品・製薬ヘルールSUS316L他
PR53GP食品・化学JIS・ANSIフランジSUS316L他
PR53W/M腐食性薬液フランジ/ネジETFE・PTFE
PR53SD黒液・緑液(紙パルプ)二層ステンレス(SAF2205)

主なアプリケーション

業界代表プロセス/薬液
化学苛性ソーダ・NMP・重合樹脂終点検知など
食品・飲料ジャム濃縮終点、ソフトドリンク糖度管理、CIP 洗浄界面検知
紙・パルプ黒液 10–80 wt%、緑液濃度の連続監視
半導体CMP スラリー希釈比、過酸化水素混合比、
レジスト液比率 
CO₂回収アミン溶液濃度管理(防爆+PTFE 対応) 

ヴァイサラの屈折計は様々な製造工程で濃度計測を行っております。計測可否に関してはお気軽にお問合せ下さい。

導入事例:A社(食品メーカー)

課題

CIP洗浄→水洗切替をタイマー制御しており、工業用水を過剰に使用

導入効果

屈折計により界面を自動検知し、年間700万トン・約500万円の用水を削減

ROI

投資回収期間4か月

インライン屈折計 Polaris PR53シリーズまとめ

ヴァイサラのインライン屈折計 Polaris PR53シリーズは、泡や微粒子の影響を受けず、配管・タンク内の液体濃度を1秒ごとに0–100 wt%範囲で高精度(±0.07 wt%)計測。15–20年交換不要のLED光源でメンテナンスフリー。食品・化学・半導体など多彩な工程の品質向上と省コストに貢献する革新センサです。「サンプリングの手間」「連続計測のばらつき」「人手不足」に課題を抱えておられる方は、是非お問い合わせください。

関連資料

製品カタログ

液体濃度計測向けインライン式屈折計Polarisリーフレット

製品動画

Polarisデモンストレーション動画

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インライン屈折計 Polaris PR53シリーズに関するご相談、お見積り依頼は下記より問い合わせください。

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