
なぜ今、音響カメラなのか?
工場配管の微小エアリークや高圧設備の部分放電は「目に見えず、耳にも届きにくい」ため発見が遅れがち。
FLIR Si2 シリーズは 124 個のマイクアレイと独自のマシンラーニングを搭載し、騒音環境下でも漏れや放電箇所を一瞬で特定。年間損失コストまで算出し、その場で保全判断ができます。
音響カメラSi2シリーズでできること
エアリーク可視化

初めての方でも、簡単に使用中のコンプレッサのエア漏れを探し、コストの縮小が図れます。
圧縮エアに加え、様々な気体の漏れ量検出、コスト計算が可能。(Si2-Pro/Si2-LD)
水素( H2 )、アンモニア( NH3 )、アルゴン( Ar )、メタン( CH4 )、二酸化炭素( CO2 )、ヘリウム( He )



(リーク以外の振動による不具合も検出可)
部分放電の検出

コロナ放電をはじめとする部分放電を、正確に手早く見つけることができるため、機器の故障などのダウンタイムを最小限にします。
部分放電を検出後、カメラ上でAIが放電の種別と重要度を評価します。(Si2-Pro/Si2-PD)
音響カメラSi2シリーズが選ばれる4つの理由

1.機械学習で自動フィルタリング
現場の騒音からターゲット音だけを抽出
操作は「向けて撮る」だけでOK
調整時間ゼロ
SI2シリーズは事前にあらゆるエアリークの音波形を学習しており、合致する波形を調整不要・高精度で探すことができます。

2.マイク数124個による高感度検出
従来品64個以下に対して倍の124個のマイク搭載
小さな漏れを長距離(0.3-200m)で検出可能
近距離で会話ができないような騒音化の測定可能

3.ガングリップ型 1.5kg
片手で保持できるため、天井配管や足場の悪い現場でも安全・快適に作業可能

4.分析・クラウド&AIレポート
撮影データは無償クラウドへワンクリック送信可能
エアリーク:流量・年間電気代を自動計算
部分放電:AI が重大度を判定し PDF レポート生成
音響カメラSi2シリーズ主な導入事例
導入事例
- 化学プラント:年間 100 万円超のコンプレッサー損失を可視化し、投資回収 4 か月
- 電力会社:鉄塔頂部のコロナ放電を地上から安全診断
- 食品メーカー:包装ラインのガス充填漏れをライン稼働中に検査
導入現場で証明された検知能力
Si2はマシーンラーニングによる機器自体の計測サポートとマイク数の違いによる感度の良さで計測の難しいポイントでこそ、有用性が発揮されます。



音響カメラSi2シリーズ製品ラインナップ
型式 | 対応用途 | 主な利用シーン |
---|---|---|
Si2 Pro | エアリーク + 部分放電 | 保全部門の“ワンストップ点検” |
Si2 LD | エアリーク専用 | 圧縮空気・ガス漏れ管理、省エネ・SDGs 提案 |
Si2 PD | 部分放電専用 | 高圧設備・変電所の予防保全 |
デモのご案内

1日デモを随時承り中です。
現場にカメラを向けるだけで「コストの見える化」を体感いただけます。
※長期貸出は行っておりません。担当エンジニアが同行し、測定のコツまでレクチャーします。
関連資料
製品カタログ
エアリーク可視化|産業用音響カメラFLIR Si2-PRO / Si2-LDカタログ
部分放電検出|産業用音響カメラFLIR Si2-PRO / Si2-PDカタログ
音響カメラSi2シリーズに関するご相談、お見積り依頼は下記より問い合わせください。